東京工業大学
生体機能制御工学分野 近藤研究室 特別研究員
口丸 高弘 さん
生体機能制御工学分野 近藤研究室 特別研究員
口丸 高弘 さん
- Adobeユーザー歴:8年
- 使用アプリケーション:Adobe Illustrator, Adobe Photoshop
生命理工学系のフィールドで活躍する若手研究者、口丸高弘さん。ライフサイエンス領域と工学領域を自在に行き来する研究活動の中で、Adobeアプリケーションを使って多種多様な図版制作にトライされています。口丸さんにAdobeアプリケーションを活用するメリットを聞きました。
- Adobeユーザー歴を教えていただけますか。
- (大阪大学大学院工学研究科の)研究室に入ったときに使い始めたので約8年ですね。
先輩研究者にIllustratorを習ったのですが、絵が上手な人ばかりでした。私の感覚では、工学部よりもライフサイエンス系の学部の方がグラフィカルな研究発表を行う意識が高いように思いますが、私が所属していた大阪大学工学部の研究室は高度なグラフィックを駆使したプレゼンテーションを行っている研究者が多かったです。 - Adobe以外のアプリケーションのご経験はいかがですか。
- 同時期に使い始めたソフトは、3DCD作成ソフトのShadeやオフィス系のPowerPointですね。
スライド発表ではOHPが中心でしたし、私たちのような研究者にとって、グラフィックソフトはまだ身近な存在ではなかったと思います。研究室に入るまでは私もIllustratorやPhotoshopの存在を知りませんでした。
Adobeアプリケーションで気に入っている機能などはありますか。- Illustratorで自由曲線を描けることですね。ベジェ曲線の描画に慣れるまでは若干イライラしましたが(笑)、今では図版の大半はIllustratorで制作しています。
PowerPointでも慣れればきれいな図版を描けるのかもしれませんが、Illustratorの方が慣れているので自由曲線を描きやすいですね。
Photoshopでは、簡単な切抜処理などを行ったりしています。 - 図版制作を行う際に参考にしているものはありますか。
- 海外の科学ジャーナルの「Nature」や「Cell」に掲載されている図版は見栄えが良く、タンパク質や細胞の表現など参考になります。外国の研究室では、サイエンスグラフィック制作をプロのイラストレーターに依頼しているところも多いようですね。
「Nature」のようなトップジャーナルは、ここ十年で論文に掲載されるグラフィックの質がとても向上しています。欧米では、研究者同士が影響を与え合って、研究発表でグラフィックを重視する流れになってきているのかもしれませんね。 - 国内ではグラフィックを重視した研究発表は増えていますか。
- 全体的に見て、グラフィックに凝ったプレゼンテーションを行う研究者は圧倒的に増えていると思います。私が大学院生の頃にも、プレゼンテーションの指導を受ける講義がありました。そういった社会的なニーズが高まっているのかもしれませんね。
- 口丸 高弘 さん
- 略歴:1980年生まれ。東京工業大学生体機能制御工学分野 近藤研究室 研究員。大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻博士後期過程修了(工学博士)。京都大学大学院医学研究科放射線腫瘍学・画像応用治療学 CKプロジェクト研究員を経て現職。
※PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※Shadeは株式会社イーフロンティアの登録商標です。
※その他記載の会社名、製品名、媒体名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。





