1)技術者は研究を社会に還元していくツールを持ったほうがいい
「技術者は研究をするだけでなく、一般消費者にわかりやすく説明することも大事だ。」という永田勝也教授の教えも、伊原さんがAdobe AIRを使おうと思った理由です。わかりやすい表現方法でデータを現場にフィードバックすることができると、永田先生も納得のゴーサインを出してくれたといいます。
「WASEDA SAD」を学会発表したところ、廃棄物処理の専門家に大変好評で「実用化はまだ?」という質問をたくさん受けたといいます。 「さまざまな人が使いやすいアプリケーションにするために工夫をしなければ、と感じながら開発してきましたので、実際の反応がこれほど強くあったのは本当にうれしかったですね。」
今回のアプリケーションはまだ開発段階ですが、「他の業種や施設にも応用ができるのではないかと考えています」と話す伊原さん。例えば、福祉施設や医療現場での事故やヒヤリハットを分析し事故低減につなげる、レストランなどで担当者の感覚にたよってきた仕込み量を予測するなどです。仕事の中の経験値をデータ化し、さらに誰もが見やすい形に変換するためのツールとして、Adobe AIRの可能性は今後さらに広がっていきそうです。
早稲田大学環境・エネルギー研究科永田勝也研究室
http://www.nagata.mech.waseda.ac.jp/
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